初めまして、豆子ですm(_ _)m
Facebookでは既に登場しているものの、ブログでは初めての登場になると思います(^^;)
今日は昨日の記事に続き、ずっと書き上げたいと思っていた事をご紹介させて頂きます。
昨日の記事中で、梅子の先生デビュー前に川口さんと久々にゆっくりお話しさせて頂いた事はお話ししましたが、まさにその翌日。
愛ある美味しい物好きな仲間達のお一人で、川崎で「和ごころ食卓 」というお料理教室を主宰されているマユミさんが遊びに来てくださいました♪
その日はたまたま彼女に聞きたいことがあって、Facebookでメッセージを送ったら、丁度忙しかった味噌作り教室後の充電期間を終えようとされている所だということで、お弁当もあるし、遊びに来たらとお誘いした所、突然だったにも関わらず、都合をつけて来てくれました^^
タイミングが合えばすぐにお友だちとランチパーティーが出来ちゃうのは、弁当屋の特権です( *´艸)
…ということで、まずは腹ごしらえから!
あ、いっつも腹ごしらえから始まってますがご容赦ください(^^;)
今月より通常のお弁当の回収容器でのお取り扱いは止めさせて頂く事にいたしましたが、この日は讃岐の後藤塗りのくりぬきの器に入れてお出ししました。
器が違うとやっぱり見た目も豪華になりますね。
この器は一目惚れして買ったのですが、何しろお高いので数が少なく、今後は特製弁当ご利用時、ご人数様によっては使わせて頂く事があると思います。
マユミさんには、川口さんをご紹介させて頂いたのですが、その川口さんのこうじを使った当店自慢の調味料を使ったお弁当を一緒に食べながら、こうじの事や畑の事やら、色んな事を話しながら楽しいランチタイムを過ごしました♪
当店は開店以来作り続けている自家製味噌のストックが大分あるので、実は去年は味噌作りをしないと決めていたのですが、こちらの記事でご紹介したのは、マユミさんが我が家に遊びに来てくれて、味噌話をしていたら、やっぱり作りたくなってきちゃったから作ってしまったという経緯があります(^^;)
まさかその後、念願だった自家製糀で味噌作りをするまでになるとは思わなかったけれど、とにかく去年は想定外の事が沢山あった一年でもありました。
そんな経緯がある中、お弁当を食べた後、「一緒に食べたい物があるの^^」とマユミさんが出して来てくれたのが、こちらです。
なんでも「十五夜味噌」と言って、塩少なめ糀多めで十五夜で出来ちゃうというお味噌です!
彼女は、私が昨年取ったみそソムリエの資格も早くから持ち、味噌作りを教えられて10年以上の経歴の持ち主なのですが、豆を変えたり、塩を変えたり、糀を変えたり、配合を変えたりして、何がどう違うのかなどの実験味噌を作られたり、現状に甘んじる事無く研究される方なのですが、十五夜味噌は初めて作ったとのこと。
丁度十五夜が経った日に我が家に来る事になったのも何かのご縁!
早速試食する事になりました♪
ラップの下には塩蓋をしてあるとはいえ、塩分少なめでも全然黴びてない!
十五夜しか経ってないので、白味噌のような見た目ですが、食べてみると、ふんだんに使った川口さんの糀の味と香りが贅沢にします!
やっぱりまだ糀は若干固いけれど、川口さんの糀は他と比べると、もともと柔らかいので気になりません。
いやぁ~、十五夜でこれだけ美味しいお味噌が作れるなんてビックリだねと話していたら、今度は昨年みそソムリエの資格を取った時についてきた手作り味噌キットで作った味噌や、愛ある美味しい物好きな仲間達と一緒に川口さんの所で作った味噌も一緒に味見して貰う事にしました!
まずこちらは、みそソムリエの時についてきたキットで作った物で、大豆は北海道産とよまさり、糀は茨城県産のお米で作られた乾燥糀でした。
シートの上に乗せているのは、川口さんの味噌作り教室の時に、ワサビを乗せると黴びないらしいと聞き、やってみたものなのですが、本当に全く黴びてない!
ワサビの抗菌作用に二人して驚いてしまいました。
発酵によりピタっとしておいたシートが少し浮き上がっていたものの、シートを上げても全くカビが見あたらないのは本当にビックリ。
こちらで作ったのは昨年10/30なので、丁度半年ほど経った所ですが、やはり中はまだ熟成が進んでおらず白っぽい。
そしてこちらは昨年11/2に愛ある美味しい物好きな仲間達と一緒に川口さんの所で作ったお味噌で、川口さんが厳選された北海道産の音更大袖振大豆(おとふけおおそでふりだいず)、川口さんの本業の糀のお米は、京丹後市大宮町、笹岡さんの五十河紫峰米 特別栽培 こしひかり、お塩は当店でも川口さんのご紹介で使わせて頂いているメキシコ2年天日塩で作った物です。
川口さんの素晴らしい所は、生産地だけでなく、生産者さんもご存知で、殆どの場所に実際現地に行かれているという事。
こういうこだわりを持った方が近くにいらして本当に我々は幸せ者ですね♪
こちらはワサビを入れずに作り、少しだけカビが見受けられますが、味噌作りにカビが生えるのは当たり前と言えば当たり前なので、カビの部分だけ取り除きます。
こちらは先の味噌より数日遅く作ったのに、表面の発酵が進んでいます。
これは糀の量やワサビの関係があるのでしょうか!?!
そうそう、こちらは川口さんのタンパク質分解酵素が米糀よりも更に強い麦麹を使ったのもあるのかもしれません。
…ということで、三つの味噌を食べ比べ!
それぞれの味や特徴を楽しみながら、試食しました♪
その後は、野風一号畑や、今は無き二号畑跡や、エコプランターをお見せしたり、厨房に移動して
こうじ調味料の試食をしたり、後日マユミさんにもご参加頂いた「
梅子と一緒に始める梅仕事」講座でお披露目する梅塩糀や梅醤油麹など、当店自慢の調味料を片っ端から試食して頂きながら、大盛り上がりで話をしていたら、あっという間に時間が経ち、お別れの時間に(T_T)
前日の
川口さんの畑見学や、この日のマユミさんと過ごした一時も、梅子が多忙を極める事になる6月を元気に過ごさせてくれた一因でもあると思います。
良き仲間に恵まれ、本当に感謝しています。
マユミさんが主催されている「
和ごころ食卓 」さんのFacebookページは
こちらですが、味噌作りだけではなく、紅茶やお酢、みりんなど様々な講座を企画されています。
米粉を使ったデザートなどもかなり前から着目されていて、長年実践されている信頼おける尊敬すべき方。
こういったお教室に通われる方は、実績を積まれ、何年経っても研究や実験を怠らず、人から借りた言葉やその場しのぎの知識で語る事無く、生徒さんや相手の事を常に気に留め、自らが考え、選んだ言葉で教えてくれる彼女のような人に、習われる事をお勧めします^^
大人になってもお互いを刺激し合い、本音で語り合える友が出来て、本当に良かった!
マユミさん、また気軽に遊びに来てくださいね♪
そして、是非「涼しくなったら」愛ある美味しい物好きな仲間達との手前味噌お披露目会を実現させましょう^^
そしてまたまたマユミさんが来てくれた後は、今年こそは作らないと言っていたある物を作る事になるのです(^^;)
その様子は、またの機会にさせて頂きますm(_ _)m
なお、お知らせしていますように、今月24、25日は臨時休業とさせて頂きますのでご了承くださいませ。
また、明日24日は、携帯電話の電波が届かない場所にいるため、お電話に出る事が出来ません。
大変申し訳ございませんが、ご注文やお問い合わせは、bento.nokaze@gmail.comまでメールにてお願い申し上げます。
ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
「自家製」と「地場産」にこだわった野風のお弁当のご注文方法は、こちらでご確認ください。